WORKS 施工実績

18年前に施工した工場屋根の遮熱塗装の効果が薄くなってきたように感じ始めて数年が経ち、再塗装の検討をしていた時にムライケミカルパックの営業担当さんに出会いました。
担当さんのプレゼンを経て現状調査を行ったところ、既存塗膜はほぼ無くなっており、外壁にも痛みがあることが判明しました。大掛かりな工事となることに悩みましたが、屋根・外壁同時施工で工事も一度で済み、コストダウンも図れるとのことで今回の計画で進めることといたしました。
計画中の打合せは完成予想ＣＧでいろいろなパターンを提案していただき、とてもイメージがしやすく、安心して打合せを進められました。工事期間中は現場管理者さんが常駐し、細心の注意を払って作業を進めておられたので、安心して任せられました。
本格的な暑さを迎える前に無事に工事を完了していただいたことと、何より予想以上の仕上がりにとても満足しております。ムライケミカルパックさんには大変感謝しております。

老朽化した工場のスレート屋根の修理と補強のため、1989年から継続的に依頼しています。
効果を強く実感したのは、日本列島に甚大な被害をもたらした1991年9月の台風19号の上陸時です。
最大瞬間風速60m/s近い強風に、10,000枚以上のスレート屋根が破損したり吹き飛んだりするなか、「ケミカルカチオンパック工法」を施工していた部分は被害がありませんでした。
この屋根強化の実績は、操業40周年を記念した社内報に特集され、九州製造所の歴史の一部となっています。
最初の施工から30年以上経過しましたが、遮熱・断熱効果も維持されており、室内温度は4℃～5℃も下がっています。